WordPress高速化・軽量化ガイド2026:表示速度を上げてCO₂も減らす方法
WordPressの軽量化・高速化を、画像、テーマ、プラグイン、キャッシュ、動画、サーバー選びまで解説。表示速度とCO₂の測り方も、出典つきの2026年のデータで紹介します。

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ウェブサイトは、表示されるたびに電力を使います。サーバーを置くデータセンターで、通信ネットワークで、そして閲覧する人の端末で。目には見えませんが、デジタル分野は世界の温室効果ガス排出量の3〜4%を占めています(フランス環境・エネルギー管理庁ADEMEと電気通信規制機関Arcep、2022年データ)。
WordPressの軽量化とは、サイトに必要なものは残したまま、ページの重さ、つまり画像・コード・通信量を減らすことです。軽いサイトは表示速度が上がり、SEOに強く、スマホでも快適で、しかも環境負荷が小さくなります。この考え方は「エコデザイン」や「サステナブルWebデザイン」とも呼ばれます。京都のShinsei Studioでは、これが私たちの標準の作り方です。速くて軽く、運用しやすいWordPressサイトをつくっています。
このガイドでは、私たちが実際のプロジェクトで使っている方法をまとめました。押さえておきたい数字、WordPressでの具体的な高速化・軽量化の手順、測定ツール、参考にできる国際的な指針です。数字の出典はすべて記事の最後に記載しています。
01ウェブサイトの環境負荷と表示速度
1ページあたりの負荷を数字で見る
HTTP ArchiveのWeb Almanac 2024によると、中央値のウェブページは1回の表示でパソコンでは約0.37g、スマホでは約0.33gのCO₂を排出します。1回分はわずかでも、月10,000ページビューのサイトなら、ページだけで年間約44kgになります。
サイトによる差はとても大きく、最も重い10%のページは、パソコンで1ページあたり1.47gと、中央値の約4倍です。一方、当スタジオのサイトは1ページビューあたり0.026gと測定されています。
出典:HTTP Archive、Web Almanac 2024(パソコン)・Website Carbon、2026年9月27日測定(通常版、省エネモード)
測定方法について。Website Carbonが測るのは最初の表示だけです。当スタジオのサイトでは、スクリプトは訪問者の最初の操作まで読み込まれず、画像はスクロールに合わせて読み込まれるため、測定ロボットにはごく一部しか見えません。トップページを最後までスクロールした場合の通信量は約780KB(省エネモードでは309KB)で、パソコンの中央値のページ(HTTP Archiveによると2,652KB)の3分の1以下です。
サーバー側では、国際エネルギー機関(IEA)の推計で、2024年に世界のデータセンターが使った電力は約415TWh、世界の電力消費の1.5%でした。AIの普及により、2030年には約945TWhと2倍以上になる可能性があります。
フランスの調査(ADEMEとArcep、2025年1月更新)では、デジタル分野は国全体のカーボンフットプリントの4%を占め、対策をしなければ2020年から2050年の間に3倍になる可能性があるとされています。多くは端末の製造によるものですが、利用とデータセンターの割合も増えています。
軽いサイトは、速くてSEOにも強い
Googleは2021年から、表示速度・応答性・表示の安定性を測るCore Web Vitalsを検索順位に使っています。サイトを軽くする方法は、そのままこれらの指標を良くする方法です。WordPressを軽量化すると、ページの読み込み時間が短くなり、ユーザー体験とSEOが改善し、アクセスの大半を占めるスマホでの成果も上がります。
軽いサイトは、古いスマホや遅い回線でも快適に表示されます。端末を長く使い続けることにもつながり、環境負荷を二重に減らします。
軽量化とエコデザインの基本原則
W3C(ウェブの標準を定める団体)のWeb Sustainability Guidelinesは、ベストプラクティスを「ユーザー体験のデザイン」「ウェブ開発」「ホスティングとインフラ」「事業戦略」の4つの分野にまとめています。実際には、次の5つの原則に集約できます。
- 送るデータを減らす:画像、スクリプト、フォントを少なく、軽く。
- どの端末でも効率よく表示する:古いスマホや遅い回線も想定する。
- グリーンなサーバーを選ぶ:再生可能エネルギーで動くホスティングを使う。
- 役に立ち、分かりやすく、アクセシブルな内容にする:アクセシビリティと軽量化は、シンプルで効率的なページという同じ目標を持っています。
- 測定し、維持する:サイトは誰かが見守らなければ、だんだん重くなります。
02グリーンホスティングを選ぶ
グリーンホスティングとは
グリーンホスティングとは、再生可能エネルギーで動くデータセンター、または消費電力を相殺しているデータセンターにサーバーを置くホスティングのことです。取り組みの中身は会社によって大きく異なります。Green Web Foundationは、取り組みが確認されたホスティング会社の一覧を公開しており、どのサイトのアドレスでも確認できます。
取り組みの進んだホスティング会社の例
Infomaniak(スイス)は2025年1月、ジュネーブに再生可能エネルギーで動くデータセンターを開設しました。発生する熱をすべて地域暖房に回し、フル稼働時には年間6,000世帯分の暖房をまかなえます。
OVHcloud(フランス)は2003年からサーバーを水で冷却しています。閉じた循環方式で、サーバールームに空調を使わず、電力使用効率(PUE)は1.28と業界平均より良い数値です。
KinstaはGoogle Cloudのインフラで動いています。Google Cloudは2030年までに、時間単位でカーボンフリーの電力を使うことを目標にしており、東京と大阪を含むアジアにもデータセンターがあります。GreenGeeksは、消費電力の3倍にあたる再生可能エネルギー証書を購入しています。
まだ普及していないグリーンホスティング
Web Almanac 2024によると、認定されたグリーンホスティングを使っているモバイルサイトは14%にすぎず、パソコンでもわずかに多い程度です。一方、フォント・アクセス解析・CDNなどの大手サービスでは、リクエストの98%がグリーンホスティングを通っています。コーポレートサイトなら、サーバー契約の更新時に乗り換えるのが、いちばん手軽な一歩です。
03WordPressが重い原因と、軽量化・高速化の方法
WordPressが重くなる主な原因
WordPressの表示が遅いとき、原因はたいてい次のどれか、またはその組み合わせです。まず原因を確認してから対策すると、少ない作業で大きな結果が出ます。
- 画像が大きすぎる:スマホで撮った写真をそのままアップロードすると、1枚で数MBになることもあります。
- テーマとページビルダー:多機能なテーマほど、使わない機能のコードまで読み込みます。
- プラグインが多い:プラグインを追加するたびに、処理とファイルが増えます。
- サーバーとPHPのバージョン:古いPHPや性能の低いサーバーでは、ページをつくる処理そのものに時間がかかります。
- データベースの肥大化:投稿のリビジョンや、削除したプラグインの設定が残り続けます。
- 外部のスクリプト:埋め込み動画、SNS、広告、アクセス解析のタグは、外部サーバーへのリクエストを増やします。
ページを軽くする
パソコンでの中央値のページの重さは2,652KBです(HTTP Archive 2024)。WordPressでは、その多くがテーマとプラグインから来ています。多機能テーマやページビルダーは、使っていない機能のコードやCSSまで全ページで読み込みます。余分な1KBごとに、アクセスのたびに通信量と電力が使われます。
軽量なテーマ、またはオリジナルテーマから始める。必要なものだけを読み込むテーマを選びます。当スタジオでは、重いページビルダーを使わず、自社開発の軽いツールでサイトごとに専用のテーマをつくっています。
使っていないプラグインは削除する。停止するだけでなく、削除します。プラグインが増えるほど、コード、リクエスト、そして攻撃される入口が増えます。同じ役割のプラグインが2つあれば、1つにまとめましょう。
未使用のJavaScriptとCSSを減らす。Web Almanac 2024によると、最も最適化されていない10%のサイトは、パソコンで900KB以上の未使用JavaScriptを読み込んでいます。スクリプトを必要なページだけで読み込む、または訪問者の最初の操作のあとに読み込むだけで、大きく減らせます。
画像:いちばん効果の大きい軽量化
ページの重さの大部分を占めるのは、多くの場合画像です。最も早く、最も大きな効果が出るのがここです。
画像を圧縮し、WebPやAVIFに変換する。JPEGやPNGより軽い画像形式で、同じ見た目のままファイルサイズを大きく減らせます。利用は増えています(WebPは2022年から34%増)が、ウェブではまだJPEGとPNGが主流です。
適切な画像サイズで配信する。アップロードする前に、表示に必要な大きさまで縮小しておきましょう。WordPressが標準で対応しているsrcset属性を使えば、スマホに4,000ピクセルの画像を送る必要はありません。それでも、srcsetを使っているサイトは42.4%にとどまります。
スクロールに合わせて読み込む(遅延読み込み・lazy loading)。WordPressはバージョン5.5から標準で有効にしています。ただし、最初に見える画像はすぐに表示する必要があるため対象外です。
キャッシュとCDN
キャッシュを使うと、同じページを毎回つくり直して送る必要がなくなります。WordPressでは、LiteSpeed Cache(対応サーバーの場合)やWP Rocketが代表的です。さらにCDNを使えば、ファイルを訪問者の近くから配信でき、データの移動距離が短くなります。海外のお客様にも見てもらうサイトでは特に有効です。
サーバーとPHPのバージョンを見直す
キャッシュが効かないページ(管理画面、ネットショップのカートなど)では、サーバーの性能とPHPのバージョンが表示速度に直接影響します。レンタルサーバーの管理画面で、サポートが続いている新しいPHP(8系)を選びましょう。当スタジオのサイトはPHP 8.4で動いています。変更の前には、テーマとプラグインが対応しているかを確認し、バックアップを取ってください。
データベースを整理する
長く運用しているサイトほど、データベースに不要な情報がたまります。投稿のリビジョンを最新の数件に制限し、削除済みプラグインの設定や期限切れの一時データを消すと、管理画面も軽くなります。当スタジオのサイトでは、ページを表示するたびに自動で読み込まれる設定データ(autoload)を302KBから83KBに減らしました。作業の前には、必ずバックアップを取りましょう。
04動画:ウェブでいちばん重いコンテンツ
埋め込み動画の重さ
動画は、群を抜いて重い形式です。YouTubeやVimeoの動画を埋め込むと、再生ボタンを押す前から、プレーヤーとそのスクリプトやCSSが読み込まれます。見る人にも見ない人にも、数百KBのデータと外部サーバーへの多くのリクエストが発生します。
動画のベストプラクティス
ファサードを使う。最初は再生ボタン付きの画像だけを表示し、クリックされたときに本物のプレーヤーを読み込みます。動画を見ない訪問者は何もダウンロードしません。Lite YouTube Embedなどのプラグインで簡単に実現できます。
自動再生は避ける。訪問者が選んでいないのに通信量を使い、邪魔に感じられることも多い機能です。
本当に動画が必要か考える。数枚の画像や分かりやすい文章で、同じことをより速く、はるかに少ないデータで伝えられる場合もあります。
05表示速度とCO₂の測定方法
無料の測定ツール
改善は、測定から始まります。次の無料ツールで、まず現状を把握しましょう。
PageSpeed Insights / Lighthouse:Googleの無料ツールで、アドレスを入力するだけで、表示速度とCore Web Vitals、アクセシビリティ、SEOを測定します。CO₂は計算しませんが、パフォーマンスのスコアが高いページは、ほぼ例外なく軽いページです。
Website Carbon(websitecarbon.com):1ページビューあたりのCO₂を推計し、サーバーがグリーンかどうかも確認します。評価はA+からFまでです。
EcoIndex(ecoindex.fr):フランスの団体GreenITがつくったツールで、ページの複雑さ、転送データ量、リクエスト数の3つからAからGで評価します。ブラウザ拡張機能もあります。
注意点として、これらのツールの多くは最初の表示だけを測定します。画像やスクリプトを閲覧の途中で読み込むサイトでは、ブラウザの開発者ツールの「ネットワーク」タブで、最後までスクロールしたときの通信量も確認しましょう。
目標を決める
Website Carbonは、Sustainable Web Designモデルの評価基準を使い、1ページビューあたりの排出量でページを格付けしています。Shinsei Studioでは、公開前に必ず測定し、サイトに必要な内容と両立できる範囲で最良の評価を目指します。トップページの動画や大きな画像ギャラリーはどうしても重くなるため、それぞれの選択がどれだけ重さに影響するかをお伝えします。
| 評価 | 1ページビューあたりのCO₂ |
|---|---|
| A+ | 0.040 gまで |
| 当スタジオのサイト(shinseistudio.com) | 0.026 g・A+ |
| A | 0.079 gまで |
| B | 0.145 gまで |
| C | 0.209 gまで |
| D | 0.278 gまで |
| E | 0.359 gまで |
| F(パソコンの中央値のページ、0.37 g) | 0.360 g以上 |
出典:Sustainable Web Design、Digital Carbon Ratings(Website Carbonが使う評価基準)
06SEOとAI検索:コンテンツはどう変わるか
検索のかたちが変わっている
AIアシスタントが、情報の探し方を変えています。OpenAIは2025年10月、ChatGPTの週間利用者が8億人を超えたと発表し、Googleは2025年半ば、AIによる概要(AI Overviews)が月20億人以上に届いていると発表しました。Gartnerは2024年の時点で、従来の検索エンジンの利用が2026年までに25%減ると予測しています。
AIの回答が表示されると、クリックは減ります。Seer Interactiveの調査(2025年9月)では、こうした検索での自然検索のクリック率は1.76%から0.61%に下がりました。一方、AIの回答で引用されたブランドは、ほかよりはっきり多くクリックされています。
引用される文章を書く
生成AI向けの最適化(GEO)は、AIの回答で引用されることを目指します。その方法は、良い記事の書き方と同じです。
各章の冒頭で、はっきり答える。そのあとで詳しく説明します。
正確で、日付のある数字を示す。「大きく増えている」のようなあいまいな表現は避けます。
出典を示す。公的機関や信頼できる情報源を選び、見える場所に書きます。
構造を整える。見出しの階層、リスト、表、よくある質問。人にもAIにも読みやすくなります。
軽量化とSEOは同じ方向を向いている
軽くて速いサイトはCore Web Vitalsの評価が良く、簡潔で分かりやすい文章は通信量が少なく、引用もされやすくなります。AIの回答で不要なアクセスが減れば、無駄に読み込まれるページも減り、残るアクセスはより目的のはっきりしたものになります。
07日本の検索事情と国際的な指針
日本の検索市場
日本の検索市場は、欧米とは違います。Statcounterによると、2026年8月の日本でのシェアはGoogleが約63%、Bingが28%、Yahoo! JAPANが7%でした。パソコンでEdgeとCopilotに支えられたBingのシェアは、月ごとに大きく変動します。日本向けのサイトは、Googleだけでなく複数の検索エンジンで見つけてもらえるように整えることが大切です。
国際的な指針:W3CのWeb Sustainability Guidelines
W3CのWeb Sustainability Guidelines(WSG)は、サステナブルなWebデザインのための推奨事項です。正式な標準に向けた段階の「グループノート」として公開されており、日本のプロジェクトでも最初の参考資料になります。
フランスではさらに進んでいて、2021年のREEN法にもとづき、78の基準からなるエコデザインの指針RGESN(2024年版)が公開されています。小さなサイトでも使えるチェックリストとして参考になります。
08今日から始めるWordPress軽量化の5ステップ
まずはこの5つから
一度にすべてを変える必要はありません。次の5つから始めましょう。
ステップ1:測定する。主要なページをPageSpeed InsightsとWebsite Carbonで測り、結果を記録します。これが出発点です。
ステップ2:画像を最適化する。ほとんどのサイトで最も効果が大きい作業です。ShortPixelやImagifyなどのプラグインで、WebPやAVIFに、適切なサイズで変換します。
ステップ3:プラグインを整理する。使っていないものは削除し、役割が重なるものはまとめます。
ステップ4:キャッシュを有効にする。LiteSpeed CacheやWP Rocketを正しく設定すれば、すぐに効果が出ます。
ステップ5:サーバーを確認する。Green Web Foundationのサイトで自分のアドレスを確認し、次の更新時にグリーンホスティングと比較します。
さらに進めるなら
- W3CのWeb Sustainability Guidelinesにそってサイトを評価する。
- 新しいプロジェクトでは、最初からWeb Sustainability Guidelinesを取り入れる。
- ページの重さと表示速度を毎月確認し、サイトが少しずつ重くならないようにする。
- ワンクリックで切り替えられる、とても軽い「省エネモード」を用意する。
- 記事や画像を更新する人に書き出し方を伝える。きちんと書き出した画像は、10分の1の重さになることもよくあります。
サイトは、手入れを続けてこそ軽さを保てます。当スタジオの保守プランでは、ページの重さ・表示速度・CO₂を毎月確認しています。詳しくは料金をご覧ください。
まとめ:軽いサイトは、良いサイト
ウェブサイトの環境負荷は、もう一部の人だけの話題ではありません。デジタル分野はすでに世界の排出量の3〜4%を占め、利用の拡大とともに増え続けています。それでも、どのサイトも自分の負荷を減らすことができ、多くの場合、大きく減らせます。
この記事で紹介した方法には、もうひとつ利点があります。軽量化したWordPressサイトは、表示速度が速く、検索に強く、スマホで快適で、運用コストも抑えられます。軽量化は余計な制約ではなく、良いサイトをつくるための当たり前の方法です。
最初から完璧を目指す必要はありません。測定し、画像を軽くし、不要なプラグインを削除し、キャッシュを有効にする。小さな一歩の積み重ねが、大きな違いになります。
よくある質問
WordPressの軽量化とエコデザインについて、よくいただく質問への短い回答です。
サイトに必要なものは残したまま、画像・コード・通信量を減らしてページを軽くすることです。表示速度が上がり、SEOとスマホでの使いやすさが改善し、環境負荷も小さくなります。
多くの場合、最適化されていない画像、多機能テーマやページビルダー、使っていないプラグイン、埋め込み動画です。まず画像を最適化し、プラグインを整理するのが効果的です。
PageSpeed Insightsで表示速度とCore Web Vitalsを、Website CarbonやEcoIndexでCO₂の推計を確認できます。いずれも無料で、アドレスを入力するだけです。大きな変更のあとや、毎月測るのがおすすめです。
キャッシュプラグインを使っている場合は、プラグインの設定画面や管理画面上部のメニューにある「キャッシュを削除(Purge)」から消せます。サーバー側のキャッシュは、レンタルサーバーの管理画面から削除します。自分の画面だけ古い場合は、ブラウザのキャッシュも削除してください。
多くの場合、プラグインの数、古いPHP、データベースにたまった不要なデータが原因です。管理画面はキャッシュが効かないため、サーバーの性能の影響も大きく受けます。使っていないプラグインの削除、PHPの更新、データベースの整理から始めましょう。
ある程度はできます。画像をアップロード前に圧縮・縮小する、使わないプラグインを削除する、軽いテーマを選ぶ、サーバーのキャッシュ機能とPHPの更新を使う、といった方法です。ただし、キャッシュは専用のプラグインかサーバーの機能を使うのが確実です。
なりません。軽量化で削るのは不要なものだけです。丁寧なデザイン、最適化された美しい画像、軽いアニメーションは十分に使えます。さらに、訪問者が選べる省エネモードを用意することもできます。
必ずしもそうではありません。制作の段階から考えておけば、費用はほとんど増えません。主に選び方の問題です(軽いテーマ、少ないプラグイン、最適化した画像)。その後のサーバー代や保守の負担も減ります。既存サイトの場合は状態によるため、まず診断して見積もります。
はい、間接的に効果があります。軽いサイトは表示が速く、Googleが2021年から評価に使っているCore Web Vitalsが改善し、スマホでの閲覧体験も良くなります。
いいえ。WordPressは世界のウェブサイトの約4割で使われ、今も開発が続いています。重さの原因はWordPressそのものより、テーマ・プラグイン・画像・サーバーの選び方にあることがほとんどです。正しくつくり、保守を続ければ、速く安全なサイトを長く運用できます。
あります。1サイトの環境負荷は小さくても、表示速度と快適さはすべての訪問者の役に立ちます。制作時から取り入れれば、費用もほとんどかかりません。
Sources
この記事は、次の情報源にもとづいています(2026年9月27日確認):
- W3Techs:WordPressのシェアw3techs.com
- HTTP Archive:Web Almanac 2024、サステナビリティalmanac.httparchive.org
- HTTP Archive:Web Almanac 2024、ページの重さalmanac.httparchive.org
- Arcep:デジタル分野の環境負荷(ADEME・Arcep調査)arcep.fr
- 国際エネルギー機関(IEA):Energy and AIiea.org
- Green Web Foundation:グリーンホスティング一覧thegreenwebfoundation.org
- Infomaniak:エネルギーを100%回収するデータセンターnews.infomaniak.com
- OVHcloud:水冷20年corporate.ovhcloud.com
- EcoIndex:評価のしくみecoindex.fr
- Website Carbon Calculatorwebsitecarbon.com
- Sustainable Web Design:Digital Carbon Ratingssustainablewebdesign.org
- W3C:Web Sustainability Guidelinesw3.org
- フランス政府:RGESN 2024年版ecoresponsable.numerique.gouv.fr
- Seer Interactive:AI Overviewsとクリック率(2025年9月)seerinteractive.com
- Gartner:2026年までに検索エンジンの利用が25%減少gartner.com
- Statcounter:日本の検索エンジンのシェアgs.statcounter.com
